【剣盾S10シングル】フルアタS無振りパ【最終166位・レート2027】
🐧ごあいさつ🐧
こんにちは。ぺんです。今回は前シーズンのTOP10ポケモンが出禁となった剣盾S10シングルの構築についてです。
🐧構築経緯🐧
まずはヤーティ(役割論理パーティ)で潜ってみて、足りないところを役割論理の枠からハミ出して改善するようにした。
(🐧🔎ヤーティ・役割論理・ヤケモンについて知らない方は検索してね。)
環境に多くなるであろうパッチラゴン、ウーラオス、アシレーヌを意識して↓のようなちゃんとしたヤーティを組んだが、
・格闘弱点4体⇒out、in
(オンバーンはヤケモンでないのでこの時点でヤーティ崩壊)
・特殊アタッカーに崩されがち⇒out、in
・また格闘弱点4体⇒out、in
・フェアリーに厚くしたい・粉対策⇒out、in
と、徐々に問題点を解決していくうちに下のようなPTとなった。
ヤケモン3体、落第生1体、候補外1体、異教徒型1体のパーティ。
🐧各個体詳細🐧
@いのちのたま
特性:すりぬけ
ひかえめ H228 C252 D28
189/xx/100/163/104/143
りゅうせいぐん / ぼうふう / ばくおんぱ / ねっぷう
ヤケモン候補にも挙がっていない龍をヤケモン仕様で採用。Sが高そうに見えるので環境トップのパッチラゴン、ウーラオスをにらみつけてくれる。技威力が高いのでC種族値97でも火力不足は感じなかった。最低限の耐久もある。特性により壁、身代わり対策になるのも大きい。こちらに炎タイプのポケモンがいないため、焼却の役割も持つことになった。相手PTにアーマーガア、エアームドがいる場合はこいつがいないと詰みやすいので注意。爆音波は高火力で命中安定なところが良かった。天敵はチョッキマリルリ・アシレーヌ。こちらのパーティ的に高確率でフェアリーが選出されるので安易なダイジェットは禁物。とは言え、抜き性能は高いので良いタイミングでダイマックスすれば結構勝てた。
ちなみに全く意識してなかったがSは最速ホルードと同速。運が良ければ後攻→先攻となり、じたばたを最小ダメージで抑えて倒すことができる。逆に無駄に被弾することもあるので一長一短。
意識したポケモン:
◎カビンゴ
特性:あついしぼう
いじっぱり H28 A252 D228
239/178/85/xx/159/50
メガトンキック / じしん / いわなだれ / ヒートスタンプ
試行段階で特殊アタッカーに崩されることが多く、特にポリZリザガモスがどうしようもないのでD方面に厚く、岩技を覚えるコイツの採用に至った。せっかくなんでB方面を捨ててチョッキを持たせ特殊耐久バケモノにしてみた。命中安定でギルガルドに連打できるじしん、ナットレイや交代読みでハッサムに打つためのヒートスタンプを採用。数値的にはアシレロトムを相手にできるが、熱湯・鬼火持ちが多く機能停止に追い込まれるため役割対象としては微妙。空元気を搭載すればイケるが技スペースがキツイ。
(火力アップアイテムを持たせればヤケモンなんだけどね…ポリZが悪い)
意識したポケモン:
@こだわりメガネ
特性:しぜんかいふく
ひかえめ H252 C252 D4
167/xx/85/194/126/110
リーフストーム / ヘドロばくだん / じんつうりき / シャドーボール
今世代からヤケモン入りしたバラ。毒に打つ神通力と鋼に打つシャドーボールを搭載。フェアリーに対して上から高火力で叩けるのがおいしい。特にアシレーヌは熱湯持ちが多くカビゴンでは相手にしにくいのと、ウーラオスがアシレーヌと対面してしまったときに蜻蛉から安易につなげられるこいつの存在は大きかった。無振りパッチラゴンやウーラオスはヘドロ爆弾で確定1発にできる。よくギルガルドを後出しされたのでシャドーボールの採用は正解だったと思う。有利不利がはっきりしている為、交代読みもよく決まった。
意識したポケモン:
◎ウーラオス(一撃・キョダイ)
@こだわりハチマキ
特性:ふかしのこぶし
いじっぱり H220 A252 B36
203/200/125/xx/80/117
あんこくきょうだ / インファイト / かみなりパンチ / とんぼがえり
鉢巻暗黒強打でゴリ押す新規ヤケモン。一応壁、耐久対策でもある。特殊耐久がアレだけどギルガルドのラスカノ程度には受け出せる。初手でフェアリーと対面しても蜻蛉で負担をかけつつ、有利対面を作ることもできる。雷Pの枠は微妙なところで、削れたアシレーヌを上から叩いたり、催眠対策として有用だった場面があったが、Gマタドガスやピクシー、ニンフィア意識のアイアンヘッドの方が良かったかもしれない。
S無振りなので変なところで相手に抜かれていることが多く、蜻蛉で帰る暇もなくやられたこともあった。(眼鏡シャンデラ、最速ピクシー、アーマーガアなど)ASの方が強いとも思ったが、Hに振ったおかげで耐えて勝った試合もあるのでなんとも。
意識したポケモン:
@たつじんのおび
特性:ハードロック
いじっぱり H228 A252 B28
219/211/154/xx/75/60
じしん / ストーンエッジ / ばかぢから / アイアンテール
環境トップのパッチラゴン対策枠のヤケモン。圧倒的物理耐久でダイマ物理アタッカーを返り討ちにする。シーズン初期の試行期間ではオノノクス意識のドラゴンダイブにしていたがほとんど打たなかったためアイアンテールに変えた。物理耐久役割対象が物理に偏っているのでHAベースからABベースにしても良かったかもしれない。
意識したポケモン:
◎Gマタドガス
特性:かがくへんかガス
ひかえめ H228 B28 C252
169/xx/144/150/90/80
ヘドロウェーブ / ワンダースチーム / オーバーヒート / かみなり
数値が低いのが惜しいが、環境トップに対して有利なタイプと優秀な特性によりヤケモン落第生ながら採用。先発キュウコンの雪降らしを妨害したり、マリルリの力持ちを消したり、ウーラオスの襷を削ったり、バトンペンドラーの加速を邪魔したりと活躍する場面は多々あった。ただパッチラゴン、ウオノラゴンに対しては特性を消してもでんくち・エラがみを2耐えできないので注意。相手するなら対面限定。また、珠パッチラゴンとのダイマ合戦で落としきれないなど火力不足は深刻で、達人の帯を持たせるのも一考かと。
意識したポケモン:
🐧PTとしての使用感とか🐧
・選出率は===>>>>
・基本選出とかはなく相手に合わせての選出
・思ったよりパッチラゴンが出てこないのでドサイドンの選出が少く、シーズン終盤はお相手にパッチラゴンが見えていてもベンチでにらみつける枠と化していた。パッチラゴンが出てきてもマタドガスかオンバーンで何とかしてた。
・ウーラオスを受けに来るフェアリーに対してロズレイドが強く、ロズレイドに出てくる鋼に対してウーラオスが強いので、この2体の相性はなかなか良いと思った。飛行が一貫するので注意。
・ラッキーorハピナス+物理受けの並びに苦戦した。ラキハピにはウーラオスが必須、だが裏の物理受けでウーラオスが止まってしまうともう無理。上手くダイナックルで積むしかない。
🐧つらかった相手🐧
・…竜舞されると無理。
・…なんだかんだ襷じたばたが厄介。
・…範囲が厄介。襷はやめて…
・…基本上を取られるし受けられない。
・…殻やぶされてもカビゴンで余裕だと思ったのに…地下水与えたやつ出てこい。
・…カビゴンで受けるのは簡単だが、鬼火・素催眠・道連れで散々な目に遭った。
🐧戦績🐧
このパーティは150戦 84勝 66敗からスタート。
その後150戦以上潜り最終成績は
326戦 189勝 137敗、最終レート2027、166位
最終日にレート2000乗せたところで終わりにしようとしてたのに1戦多く潜ってたらしい。貯金18からのスタートということでこのパーティの単純な成績ではないが、個人的には環境にうまく適応できたと思っている。
🐧おわりに🐧
ここまで読んでいただきありがとうございました。
冠解禁で今後どうなるかわかりませんが、数か月に1度はランクマに力を注ぎたいと思います。